リトアニアで人気の"冷たいボルシチ"

"冷たいボルシチ"と訳される伝統的な冷製ビートルートスープは鮮やかなピンク色で夏には特に人気。本場リトアニアではヨーグルトとバターミルクの間をとったようなケフィアと呼ばれる発酵乳を使用します。ケフィアは胃腸に優しい乳製品としても知られているので、スーパーフードと呼ばれているビートルートも使われているシャルティ・バルシチャイは栄養たっぷりのスープなんです。
冷製なので作るのも簡単。一番大変なのはケフィアミルクの調達でしょう。手に入らない場合はヨーグルトやバターミルクで代用してみましょう。
ビーツたっぷりで腹持ちも良いシャルティバルシチャイはリトアニアでは主に茹でたりグリルしたポテトなどが添えられることが多いですが、ライ麦パンやお好みのパンを添えるのも良いでしょう。
本場ではレモンジュースは入れませんが、塩分を避けるレシピで作る場合はレモンをアクセントに使うと良いでしょう。
【シャルティバルシチャイ 材料】
6人前 調理時間20分
<スープ用>
茹でたビートルート(約2球) 200g
きゅうり 100g
万能ネギ 6本
ゆで卵 2個
ケフィア 1.5L(ヨーグルト500mlとバターミルク1.5Lで代用可)
ディル 1束
塩 適量
レモンジュース 1/2個分(塩の代わりにお好みで)
<サイドディッシュ用>
ジャガイモ 200g
【シャルティバルシチャイの調理方法】
卵ジャガイモの皮をむき一口サイズにカット。沸騰したお湯に塩を一つまみ加えジャガイモをナイフが簡単に刺さるようになるまで茹でる。
ジャガイモを茹でている間にスープの準備。
ビートルートときゅうりを千切りにする。
ゆで卵をさいの目状にカット。
万能ネギを1cmの長さでカット。
ディルを刻む。
大きめのボウルにケフィアを入れカットした各材料を入れる。ディルは一部を最後の飾りに残しておくこと。レモンジュースもこのタイミングで入れる。
味見して塩やレモンジュースで調整する。
器にスープを注ぎディルをまぶして飾る。
スープを温めてしまわないようジャガイモは別のお皿に盛って完成!
ゆで卵は半分にカットして浮かべるのも映えるのでありですよ!
2013年9月21日
My Food Odyssey by June
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